やテレビ
で一度は見たことがある最も有名な芸術作品のひとつだ。ところでこの「考える人」。タイトルからして、きっとロダンは人生の大きな問題に苦悩する人間をテーマに作ったのではないかと思われる。
この像は、もともと「地獄の門」という高さ5.4m、幅3.9m、重さ7tもの大作の一部だ。門には地獄へ落とされる罪人たちがうごめく様相が立体的に表現されており、「考える人」は門の上に座り、眼下に広がる地獄を覗き込んでいる。そうすると「考える人」ではなく「見ている人」ではないか?と思うが、もともとこの作品のタイトルはロダンがつけたのではなく鋳造家のリュディエがつけたもの。ちなみに「地獄の門」は、東京の上野にある国立西洋美術館に展示されている。もし話ができるのなら「考える人」に「実際のところ何を考えているの?」と聞いてみたいものだ。


