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 「演説」という言葉は、現在では政治的なニュアンスが含まれるようになったが、もともとは「スピーチ」の訳語として明治時代に作られた造語である

 産みの親はなんと福沢諭吉。

それまでの日本には「スピーチ」に相当する言葉がなかった。
厳しい身分制度のもとでは自分の考えを公に発表する、という行為自体がはばかれるものだった


 例えば、遊牧肉食文化の長いモンゴルでは、あらゆる野菜などを表すのに「草」としか表現しないように、言葉はその国の文化を表す大事な要素なのだ。

 明治維新によって西洋の文化が輸入され、当時の日本の知識人たちは、「スピーチ」や「ディベート」という言葉をどう訳すかに四苦八苦した

その際、福沢諭吉は中津藩で藩士が藩庁に提出する書面のことを「演舌書」と読んでいたことにヒントを得て、「演説」という言葉を友人と相談して作り出した。

 後に演説は、自由民権運動の高まりと共に世間に浸透していったという














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Author:セレクト九州編集部2
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